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| 海に浮かんだトロリめん〜塩や |

| 横須賀市佐原3-20 横浜横須賀道路佐原インターを出て右すぐ |
[地図] | |
| ●営業時間情報● 12:00-14:00 / 18:00-23:00 ※スープがなくなり次第閉店 〔毎週月曜定休〕 ●電話● 0468-37-7997 ※駐車場は店となりに2台分 |
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| スープ | しお | ![]() 塩やのチャーシューーメン 〜クリックして拡大! |
| めん | 細めん/ストレート | |
| チャーシュー | 脂ふつう/やわらか | |
| トッピング | ほうれんそう・肉団子・ ネギ・たけのこ・岩のり |
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| ねだん | 塩ラーメン 650円 + チャーシュー 300円 |
| 三浦海岸の雄、一喜が出す支店はどれもなぜか個性的なコンセプトだ。 アジアンテイストにかじを切った喜八、そしてここ、塩や。 どちらも一人のプロデューサーが仕切ったものだったとしたら、すごい。 巷に氾濫する”家系”のラーメン屋さんへの猛烈な対抗心からか、それともただ個性的、もっと言えば変人なのか?なんて思うようなワールドが広がる。 まずは店構え。 喜八は外から見ると飲み屋さんみたいだ。 そしてここ塩やは、外見が何だか”大人のオモ○ャ”屋さんみたい。 どうしたらラーメン屋さんにこんな入口を思いつくのか、まったく見当がつかない。 そして、狭い入口を入り、視界がいったん狭くなったところから塩やワールドが始まるのだ。 そんなドキドキ感を演出することが狙いだったらホントすごい。尊敬すべきアイディアだ。 店内に入ると、そこはおしゃれなバーの雰囲気。 薄暗い店内にはユーロビートが流れ、インテリアもシックに決められている。カウンターに座るとバーテンがおしぼりを。メニューを見て、まずはギネスを頼もうかな。それとソーセージもね。 ・・・なんて感じの、お店。 |
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| しかしもちろんバーテンもギネスもソーセージもなく、そこには新感覚ラーメンがあるのみだ。 スープはしお・しょうゆ・みその3種類。 しおとしょうゆにはそれぞれあっさり・普通・濃い口の3つがあり、合計7種のラインナップだ。 それにネギ・のり・ワカメ・バター・地卵(各100円)とチャーシュー(300円)をトッピングして、自分好みの味に仕上げていくシステム。 |
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| 入口近くの券売機で普通味の塩とチャーシューをチョイスし、ラーメンの登場を待った。 出てきたラーメンは透き通るようなスープ。 その中に8枚のチャーシューが重なり合うようにして入っている。そのそばには何と岩のりが。さらによく見ると薄切りのたけのこまであるのにはびっくりだ。 さらにちょっと食べ進むとチャーシューの下から小さな鶏の肉団子が・・・。これはなかなかの演出だ。 さて、スープの味。 最初はしょっぱいかな、と思ったが、食べていくうちに徐々に岩のりを溶いていくとだんだんマイルドになっていくから不思議だ。 そうしていくうちに、さわやかな塩ラーメンはやがて潮の香りのする器に変わっていく。そこにさっきの肉団子が顔を出し、いいアクセントに・・・。中盤からも飽きさせない、よく練られた器という印象だ。 その器の重要なアイテムであるチャーシューはやわらかくて絶品。今まで食べた中でもベスト3に入るくらいの代物だ。 とにかくここのラーメンは丼の中の全ての食材がそれぞれ味を主張し、しかも互いに消しあわずにうまく絡み合っている。ここまでくるのに相当な実験を繰り返したのかもしれない。 しかし唯一気になったのは、めん。 細めんだが、ちょっとやわらかすぎる気がする。それに表面にカタクリ粉系のぬるっとしたものが絡んでいて、するすると口に入りすぎる。 何というか、スマートなのだ。 もっとずんずんとしたのど越しで主役を張ってもいいと思ったりもする。 しかし、よく考えるとこの器は、海。 潮の香りの中で、そこに入っている食材たちはどれも同じくらいに輝き、そしてどれもが主役なのだ。 このトロりめんも、海の一員としてしっかりとその役割を担っている。 |
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さて、このお店でもう一つ特筆すべきなのがニンニク焼ギョーザ(500円)。 値段はちょっと高いが、これはオススメだ。 表面はパリっとしているわけではないが、もちっとした皮を食べると中から豚肉の甘味がジュワっと出てショウロンポウみたいにジューシー。 そしてひとつひとつにニンニクのカケラがある。このニンニクもすごい臭みがあるわけではなくさっぱりとしていて、全体として肉のうまみとニンニクの風味をうまく生かした作品だ。 |
| 今までのラーメンの常識、店構えのセオリー、そして餃子の固定観念を完全に崩したような、この店。 どうだ!というような頑固おやじ・脅迫的なものではなく、店の入口からだんだんとこのお店のコンセプトに染まっていく魔法・・・。 そんな新感覚ワールドを出店している一喜グループの個性。ラーメン屋っぽくないラーメン屋さんもたまにはあってもいい。 この形式がメジャーにならないことを、祈るばかりだ。 個性は、一つしかないことで、最大の輝きを発するのだ。 |
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| 2002.6.24 |
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