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      伝統の店、はざまでがんばる〜田島家      
伝統の店、はざまでがんばる〜田島家
横須賀市日の出町1-16 ハイネス横須賀1F
横須賀中央駅から国道16号線方面へ
NTT並び(徒歩10分)
[地図]
●営業時間情報●
10:30-3:00
〔定休日なし〕
●電話●
0468-27-4452
※駐車場はありません

スープ とんこつしょうゆ 田島家のチャーシューメン〜クリックして拡大!
田島家のチャーシューメン
〜クリックして拡大!
めん 細めん/ちぢれ
チャーシュー 脂多め/やわらか
トッピング ねぎ・のり・わかめ
ねだん 750円

久々に訪れた田島家。
最近のラーメン屋出店ラッシュの中で、15年以上もがんばっている店だ。
そしてこの店は、たくさんのアレンジを加えられながら工夫に工夫を重ねてさまざまな味をかもし出してきた『”家系”とんこつしょうゆ』の、横須賀における聖地のような存在。
ここでそんな原点を確認してみたいと思い、足を踏み入れた。
店構えはまったく変わっていないが、特筆すべきは厨房。訪れたときはカウンター内には女の人が3人。
久里浜の支店もそうだが、昼間は女性がしっかりと守るということになったのだろうか。
そしてもうひとつ、床が異様にすべる。トイレに行こうと思って歩き出したら危うく転倒するところだった。
ツルツルの床で思い出すのは北久里浜の三和だが、こういう床のお店はかなりおいしい、という勝手なジンクスを持っているので期待大だ。
750円のチャーシューメンを注文して辺りを見回していると、『餃子はじめました 400円』という張り紙を発見。
以前、ここで「餃子ありませんか?」と聞いたら店員さんに「すみません。となりにはあるんですけど。」と返されたことがある。となりの店とは龍王だ。そのときはもちろんとなりには行かずにここで食べたが、そんな田島家がついに餃子を出したとは驚きだ。もちろん、注文。
さて、運ばれてきたチャーシューメンはさすがに久里浜店のものとほぼ同じ。
久里浜店ではパンチのない薄さが気になったが、本店のスープを一口すすると、やはりコテコテではなくあっさりした味だ。
しかし、ただ薄いのではない。深い
するするとのどを通過していくが、舌にはしっかりとコクが刻まれて、じわっと後味が広がる感じ。
決して攻撃的ではなく、女性が作るやさしい、やわらかな味と表現できるかもしれない。
田島家の餃子(400円) それにからむ麺は田島家伝統の細めん
やや薄スープに細めん、という第一印象はスープを飲み、めんをすすり、やわらかでたっぷり入ったチャーシューの食感を楽しみ、シャキシャキとしたネギを味わい、そしてワカメをツルツルと食べるころには払拭されているはずだ。
実は、全体としてしっかり存在感があるチャーシューメン
やさしいけど硬派、そんな感じだろう。
もしここにギトギトスープと太メンを加えたら暴れん坊になりそうだ。
ここの加減が、私にとっては絶妙なのだ。
しかしコテコテに慣れた人にとってはかなり物足りない、中途半端な味だと思う。
これに関しては昔の田島家のほうがパンチがあったと思う。今のスープは昔を知る人の間では評価が分かれるところだろう。
さて、待望の餃子(400円)だが、絶品。
やや半生のあんを包むのはもちもちした皮。それがパリッと焼かれ、かなりのレベルだ。
いつから始めたのかわからないが、始めるにあたってはかなりの研究の跡がうかがえる。見た目と食感がドンピシャなのだ。
左に龍王、右に茶楽。人気強豪店のはざまにあって、やっぱり田島家は元気だった。
3つの個性の競演で、この聖地はいつも輝き続けるのだ。

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2002.5.20