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      廃墟?いや、現役なんです。    

廃墟?いや、現役なんです。

●採取地⇒三浦市南下浦町 [地図]

廃墟か廃墟じゃないか、と言われれば絶対に廃墟だ。薄い壁には穴があき、屋根はうねっている。
ところがこの廃墟の側面にはいくつもの看板が・・・。
まるで病人にムチをうつように、この広告塔はまだ現役なのだ。
さて、この看板だが、よく街で見かけるマルフクのものに混じって【キンチョール】の貴重なものも。
金鳥の看板(「れとろ看板写真館」より)金鳥の看板(「れとろ看板写真館」より) れとろ看板写真館』によると、この廃墟にある看板は左の2つのタイプ。
大日本除虫菊のこの手の看板は『金鳥』の商標が登録された明治末期以降から全
国津々浦々に広がったというからキャリアが違う。もう会社としてもどこに何枚貼ったかなんて把握できてないくらいなんだろう。
しかしその看板もどんどんなくなっていって、今やものすごい田舎とかものすごい廃墟にしかなくなってしまったのも時代の流れ。三浦半島でこの看板があるのは私の知る限りここだけだ。
金鳥シリーズには昭和42年から登場した美空ひばり写真つきのバージョンもあるらしいが、肖像権の問題からこの看板があるのは本当に貴重。ひょっとしたらこの近辺にあるのでは?と、最近はここら辺の民家の壁に思わず目がいってしまう。
まあそれにしても電話金融の『マルフク』の看板の量はどこにいってもすごい。ある町では全ての家の壁に貼ってあるそうな・・・。
ご老体の建物にほのぼのとした蚊取り線香の看板、そしてマルフク・・・。
こんなわけのわからない広告の仕方って、おもしろい。しかも、この場所、そんなに人通りもないのに・・・。

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1999.11.1