三浦半島をあるく!に戻る

猿島大冒険!特別編
      ウチムラサキガイに乾杯!〜秋の猿島バーベキュー      

ウチムラサキガイに乾杯!〜秋の猿島バーベキュー

横須賀市猿島 [地図]
[猿島詳細地図]
●猿島の詳しい情報はこちらへ!●
猿島大冒険!〜21世紀改訂版
●レンタル予約などの問い合わせはこちらへ!●
トライアングル三笠営業所 0468-25-7144
秋の猿島はとってもすごしやすい。
人も少ないし波は穏やかで、島全体がのんびりと太陽のやわらかな光を浴びているような感じ。
秋も深まった暖かな休日、猿島でバーベキューをした。
メインメニューはあったかい鍋。そこに思わぬメニューが登場した。
前からずっとしたかった”船で行くバーベキュー”を詳細レポート!

猿島へ出発! 猿島バーベキューのいいところは手ぶらで行くことができる、ということだ。コンロや網などかさばるものは全てレンタルでき、食材だけ持っていけばOKなのだ。
しかも車で行かなくてもいいので、思いっきり飲むことができる。
バーベキューの後に疲れた中で荷物を運んで運転・・・なんていうことがないのがうれしい。
しかし問題はゴミバーベキューで出たゴミは全て島から持ち出さなくてはいけない。これが最大の難関だった。
このゴミ問題は食材の買出しの時点で解決することにした。
横須賀中央の駅前のデパートの地下で買い物をして、その場でパックから出して全部ビニールに入れてしまった
かさばるトレーや箱を回収ボックスに事前に入れてしまうのだ。
男女4人がスーパーでパックをパキパキやぶってビニールに詰め込んでいる図は何とも異様だが、これもゴミのため、重要なことだ。
ウミウの越冬がはじまった
これが食材! 11時半の船で猿島に向かう。秋晴れの休日、過ごしやすい気温だ。
猿島の断崖にはもうウミウが何十匹も訪れていた。本格的な冬ももうすぐ。
島に着いたら、レンタルショップに予約してあったバーベキュー用品を借りに行った。
コンロ・網・鉄板・七輪・鍋・お玉・テーブル・まな板・包丁・へら・木炭・炭ばさみでしめて4900円。しかも洗って返す必要がない。1人当たり1000円少しでこれだけのものが借りられる。楽でオトク。
七輪は鍋用に借りた。今回はあったまる具だくさんのキムチ鍋にすることにした。。
コンロと七輪に火を入れようとしたけど、なかなか火がつかない。炭が少ししけっているようだ。
結局レンタルショップのお兄さんに薪をもらい、三日月ビーチでバーぺキューをしていた人たちに強力バーナーを借りた。ボーっとものすごい火が出て、一発で着火
火つけ用のバーナー、恐るべし。ほしくなった。
やっと火がついた!
秋といえばサンマ! 鍋のミネラルウォーターが沸騰する間に秋の味覚、サンマを焼いた。秋晴れと島と海とビールとサンマの塩焼き・・・。なんという贅沢。
鍋ができるまでの間、網でサンマ、牛カルビ、トントロを焼いてビールを飲み、解禁されたばかりのボジョレーヌーボーをあける。
他にバーベキューをやっているグループは2組しかなく、広々とした中で目の前の海と横須賀の街を眺めながらいい気分になる。
夏は海水浴やバーベキューの客で船も混むし浜も人でいっぱいなので、やはりゆったりと過ごすには秋がおすすめだ。
さて、そうこうしているうちに鍋が煮えてきた。ちょっと買いすぎ?と思うくらいの具だくさん。
魚のアラでダシをとり、かき・えび・豚肉・しいたけ・しめじ・えのき・にんじん・はくさい・あさり・水餃子・もやしなどが入った豪華版。これにキムチスープとキムチを加え、さらに煮立たせる。途中にうどんを入れるおまけつきだ。
カルビもおいしそう!
具だくさんキムチ鍋! そのキムチ鍋を食べていると、ウェットスーツを着たおじさんがやってきて、”貝を焼かせてほしい”という。
もちろんどうぞどうぞ、と網を提供すると、そこに並べられたのは見たこともない大きな貝だ。しかもさっきここの海でとれたばかりのめちゃくちゃ新鮮な貝。
聞けばそれはウチムラサキガイというものらしい。名前の通り殻の内側が紫色をしていて、一般的には大アサリとして売られているもの。よくラッコがコンコンとたたいて割っている、アレだ。
貝を開いて海水で洗い、焼く。途中日本酒としょうゆをたらして待つと、じゅるじゅるとおいしい汁がでてきてとてもおいしそう。やわらかくてつるんとしたのど越しもよく、絶品だった。
お礼におじさんにキムチ鍋を差し上げながら話を聞くと、都内から毎週のように来ては島の周囲を潜っているのだそうだ。その日もなんと潜りながら猿島を一周してこの浜にたどり着いたという。それがストレス解消らしく、とっても楽しそうだ。
ウチムラサキガイを焼く!
アカニシも! ウチムラサキガイともうひとつ、アカニシもももらった。これはサザエに似た貝で、つぼ焼きのほか、煮てからわさびじょうゆで食べるのもいいらしい。
コリコリとした食感もよく、サザエよりも身厚で食べ応えがある貝だ。
ちなみに、今回食べたウチムラサキガイもアカニシも、営利目的で大量に捕獲することは密漁になって罰せられるので注意が必要だ。あくまでも少しの量を個人的に捕ることが大事。
レンタル用品の返却は4時まで。ゴミをまとめたらたくさんの食材がスーパーの袋にして2つになった。やはり買うときにトレーを処理したのが大きい。かなり楽だ。
灰は自分で処分することはなく、器材も洗わずに返すのでこれもうれしい。
5時の最終便までゆったりと過ごしていたら富士山をシルエットにしたすばらしい夕陽を見ることができた。
前回の夕陽といい、今回の景色といい、晴れた日の三浦半島を包む夕陽は本当にきれいだ。
それを見ながらいい気分で最終便に乗り込む。
富士山の見える夕景
クリックすると
拡大画像を見ることができます!
(72KB)
人間が去った後の猿島は、ウミウをはじめとする動物たちがつかの間の宴会をする楽園になる。
暗い森の中から楽しげな話し声が聞こえてくるようだった。

三浦半島へ行こう!へ戻る三浦半島へ行こう!に戻る
2001.11.19