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      猿島大冒険!〜21世紀改訂版〜
猿島島内ツアー(2)
     
三日月ビーチ

レンガが泣いている
島内はトンネルがいっぱい さすがは元要塞。島内にはたくさんのトンネルがたくさん。特に”フランストンネル”を出たところは合計3つのトンネルへの入り口があっておもしろい。
それぞれのトンネルは通路と施設への入り口という2つの役割がある。中はふさがれていて外からはまったく見えないのだが、1つだけ、誰かが木のふたをぶち破っているのがあった。
ここは倉庫だったらしく、中は体育館のように丸い天井、そして狭い。
2001年11月現在、今まで何か所か開いていた扉は全てふさがれていた。
落書きやいたずらが多発していたのかもしれない。
最近こういった施設や貴重なトンネルが相次ぐ落書きに泣いている
建物の中は・・・
トンネルの中は・・・ 実際にフランス積レンガに目を近づけると、大小いくつもの落書きがあり、100年以上前の文化遺産にキズがついている
この島にあるものは全て貴重な財産。
一部の心ない人々によって自然や施設が姿を変えていくのは残念だ。

ウミウが冬を越す断崖
島の西側は断崖絶壁で、陸からはジャングルを分け入っていかないとたどり着くことはできない。
したがって左の画像はパンフレットから。
ここには、冬にウミウという渡り鳥がやってきて越冬するという。
10月から3月にかけて、船で通れば見えるかもしれない。
城ヶ島のウミウと並んで、貴重な姿だ。
ウミウの越冬

展望台広場
展望台広場への道 トンネルを抜け、左の画像のように整備された階段をちょっと戻ったところに展望台広場がある。
フランストンネル”のちょうど上あたりに展望台がある。
以前行った時はパンフレットに『遠くには富士山・京浜地区・房総半島。近くの横須賀市街を海から眺めるのもまた格別です』とすばらしい眺望を感じさせる文句が並んでいたのだが、今回は一言も書いていなかった。それもそのはず、実際に行ってみればそのどれも見えないのだから。
展望台はあんまり役をなさないが、ここはよく手入れされている広い芝生が広がっていて、ちょうどお昼の休憩場所として最適だ。
2003年に”エコ・アイランド”として整備されていく時にはこの展望台はどうなっているのか楽しみ。
これが展望台

東の広場
東の海岸 島の東の端にちょっとした広場があるが、そこを降りると格好の釣り場が。
遠浅になっている島の周囲は春にはクロダイの漁場として有名だという。またアイナメ・カサゴ・カレイなども釣れ、島のあちらこちらで釣り糸を垂れる人の姿が。
猿島フィッシング大会も開かれる、釣り天国だ。

空を狙った丸い砲台
軍の要塞・猿島には今も5つの砲台の丸い台座が残っている。
半径は約2m。この下には地下弾薬庫があり、下から砲弾を補給し、撃っていた。
狙ったのは、明治時代は東京湾をやってくる船、そして太平洋戦争後期には空に出没する爆撃機ということになる。
しかし高度10000m級のB-29に立ち向かえる高射砲は、残念ながら少なかった。
ここから発射される大砲の音は、横須賀市街にまでしっかりと聞こえたであろう。
砲台

北の岩場〜日蓮洞窟探検!
北の岩場 山の中を歩き、そしてトンネルをいくつも通って、やっと反対側の海についた。
ここは岩場で、遠く千葉から横須賀の北部、さらに観音崎まで見える
さらに東京湾は船舶通行量が日本一釣り舟からタンカー、自衛艦やアメリカの空母まで、ありとあらゆる船がひっきりなしに通るので、それを眺めているのも楽しいかもしれない。
釣りをする人、磯遊びをする人、ボーっと日光浴をする人・・・。空はどこまでも青く、そして水は澄んで、風は心地よかった。
島の最北端には縄文人が住んでいたという洞窟がある。また、ここには日蓮が避難し、さらに大蛇も暮らしていて、さらに江の島の岩屋まで続いているなんていう伝説もある。
縄文人は、ここから人骨や土器が発見されたことから間違いないが、日蓮や大蛇や岩屋の話はちょっとうさん臭い。
しかし実際に見てみると、そんなうさん臭い話が本当かと思われてしまうような、なんだか不思議な雰囲気の洞窟であった。
日蓮洞窟の入口
日蓮洞窟に潜入! ここを訪れるときは、ぜひとも懐中電灯を持って行った方がいいかもしれない。ここはけっこう奥まで入れてしまい、怖くなって戻ってきてしまった。こりゃ本当に岩屋まで続いているんじゃないか?なんて少しだけ思ってしまうような雰囲気だ。
ついでに奥では縄文人が暮らしていそうな、そんな不思議な洞窟。
ひんやりとした中に入って探検、おすすめだ。
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2001.11.5