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| 神秘のぬくもり、地上にあらわる〜海洋深層水露天風呂 |

| 三浦市三崎町小網代1152 ホテル京急油壷観潮荘内 京急三崎口駅から油壷行きバスで約15分 |
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| ●営業時間情報● 11:00-20:00 〔年中無休〕 ●日帰り入浴料金● 大人1000円/小学生500円 (税込) ※タオル(300円)や浴衣は別料金です ●電話● 0468-81-5211 |
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| 今、注目の海洋深層水は、水深200メートルより深いところを流れている水だ。 極寒のグリーンランド周辺から『ブルーム』という海流を源として、一度も太陽光線に触れることがなくここに到着したものだという。それはミネラルなどの栄養性に富み、細菌が少ない神秘の水だ。 最近では日本全国のあちこちで注目され、飲料水・塩・酒・コーヒー・醤油・味噌・豆腐、さらにはこんにゃくや入浴剤にも利用されている。 |
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三浦沖約5KM、水深300メートル。 ここで取水された海洋深層水はついに温泉となって地上に現れた。 ホテル京急油壷観潮荘。油壷マリンパークのとなりにある団体さんばかり来る場所・・・という印象が以前からあったが、2001年にこの温泉ができてからは日帰り入浴の客が殺到して一躍脚光を浴びることになった。 春の平日、絶景を求めて早速訪れてみた。 |
| ものすごい人気ということだったので、わざと時間をずらしたつもりだったが、甘かった。ここは一日中混んでいるスポットとなってしまっていた。 それでも平日の昼すぎはまだすいている方かもしれない。 出来たてということもあって風呂のエリアは清潔で広々している。 受付でお金を払ってタオル(300円)を借り、中へ入る。脱衣所にはロッカー(無料)があって、カギがかかるようになっているので僕のようにデジカメを持ってうろうろする身にはうれしい。 |
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腰にタオルを巻いてデジカメを持ち、突入。かなり怪しいけれど堂々と行くしかない。 中へ入ると、竹炭(ちくたん)大浴場が。竹炭のアルカリイオン効果を利用した、肌がすべすべになる内風呂だ。しょっぱくないので海洋深層水とは関係がないらしい。 以前はこれがメインの湯だったが、今ではすっかり脇役になってしまった。 いよいよドアを開けて外にでると、そこには小網代湾の絶景が広がっていた。 |
| 雲ひとつない空に青々とした海、そして目の前にはきれいな地層をあらわにした岩。人の手がほどんど加わっていない小さな入り江の絶景だ。 外のエリアは思ったよりも広く、風呂の種類も豊富だ。 メインの岩風呂にはぶくぶくと気泡も出ているし、そのほかにも足を伸ばしてゆったりできる寝湯、板に腰掛けてややぬるい湯につける足湯、大きめの樽につかる薬湯樽風呂など、バラエティーに富んだ風呂を楽しむことができる。 |
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さらには男湯にはドライサウナ、女湯にはミストサウナもあり、露天風呂のニーズを相当綿密に研究して設計したような気がする。 ひととおり写真を撮って(その節は失礼しました・・・)からカメラをロッカーに入れ、ゆっくりとお湯に入った。 いろいろ試してみたが、やっぱりここの醍醐味は寝湯だろう。 足を伸ばして上半身を起こし、ゆったりとすると、目の前には小網代の海。 |
| ちょっとお湯をなめてみると確かにしょっぱい。これが海洋深層水だ。 グリーンランドからずっと流れてきて三浦沖で拾われ、そしてここにあらわれた神秘のぬくもりだ。 周りの人はみんな穏やかな表情で目の前の景色を眺めていた。 温泉につかり、ふぁ〜っと一息つく。日本人なら誰でも分かるこの至福。 それに海洋深層水の恵みと小網代の絶景のおまけつきだ。とっても気持ちがいい。 |
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風呂から上がるときには海洋深層水とはお別れ。塩分が含まれているので、よく流さなければいけない。 今回、わざわざ電車とバスを乗りついでこの風呂にやって来た。その目的は、もちろん、風呂上りのビール。 出口で350円の缶ビールを買い、ぷしゅっと開けてごくっと一口・・・。 これに説明はいらないだろう。みんながわかるこの小さな幸せ。 地上にあがった海洋深層水は、こんなひと時をくれる神秘のぬくもりだった。 |
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| 2002.4.4 |