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      あの空をめざして歩け!〜武山ウォーク【中編】      
三浦富士からの眺め
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【前編】みかんの香りの丘を越えて〜三浦富士【後編】えだまめの下り道〜武山

陽のあたる孤独なサークル〜砲台山
三浦富士の山頂は拍子抜けするほど狭かった
人が20人も集まったら満員のような感じだ。
そしてこんな大きな石をよくもまあここまで運んだなあ、と感心してしまうくらいたくさんの石碑があった。
しかしここから見える景色はすごい。
三浦海岸の砂浜長井の海、すぐ東側のYRP(横須賀リサーチパーク)の研究建物群東京湾そして猿島房総半島までくっきりと見渡すことのできる、まさに360度のビューだ。
東京湾もくっきり
YRP、そして千葉も見える こうして見てみると、三浦半島がいかに山を切り開いてきたかがよく分かる。
特に東側、東京湾方面の開発はすごい。
山という山のてっぺんは平らになり、宅地開発がされている。
特にYRP周辺の大規模な山の切り崩しは目立つ。これからどこまで広がっていくのだろうか?
そして今では山で遊ぶことがとっても貴重なことになってしまった。
さて、休憩したら次は最高峰、砲台山へ。
この三浦富士よりも23m高い206mだ。
ここからはいったん少し下って、そこから一気に登っていくルートになる。
三浦富士に登る道とは違い、砲台山へ向かう道は途中で絶景がバンバン出現するから快適だ。
遠く久里浜の火力発電所が見えたり、YRPが間近に見えたりする。
久里浜火力発電所も見える
足元に注意! しかしそんな景色に気をとられていると思わぬケガをするかもしれない。
このルートは道が狭く、突然岩が出ていたりするので足元に注意しながら進まなければならない。
三浦富士の山頂からおよそ15分で久々の分岐。
右方面は山を降り、NTTの電気通信研究所方面へ抜ける道だ。
ここはまっすぐ進む。
この先の砲台山には海上保安庁のレーダーがあるので、その保守点検のためか、ここからは車が通れるほどの道幅になっている。
YRP方面への分岐
つるぎ崎灯台まで見渡せる 途中、見晴台があってそこで休憩。
ここからは三浦海岸やその先のつるぎ崎灯台など、三浦半島東部をきれいに見渡すことができた。
どっちに何が見えるとか、そういう案内看板が一切ないのがここのいいところ。
緑多い三浦半島に太陽がさんさんとふりそそぐのを見ているだけでいい気持ちだ。
三浦富士を出発してから約30分で、砲台山への分岐に到着。
ここを右に行けば5分ほどで砲台山、そしてそこから分岐まで戻ってきて左の道を進むことになる。
砲台山へはちょっとした寄り道という感じなのだ。
その砲台山、ここはその名の通り、戦争中に高射砲が置かれたところだ。
太平洋から侵入してくる敵爆撃機に対してこういう高射砲は各地に設置され、三浦半島も東京を控える要所だったこともあり、たくさん置かれていた。
右に行けば砲台山
砲台跡 しかし戦争末期にはアメリカのB29など、高度1万メートルでの飛行を実現した爆撃機が登場し、技術的に後手に回った日本軍の高射砲はあまり役に立たなかったのだという。
ここにある砲台が火を噴き、そしてどんな結果になったかは分からないけれど、今は主である大砲もなく、ここには台座が静かに眠っているだけだ。
その砲台跡を見下ろすようにたっているのが海上保安庁の無線中継アンテナだ。
一昔前は爆弾が飛び交っていたかもしれないここも、今は電波が交錯しているのだ。
そしてこの巨大な建物を見て、ずいぶん遠くからこのアンテナを目指して歩いてきたんだなあ、としみじみ。
しかし、ここでは時間をつぶせそうにない。
見晴らしは全然ダメで、ここにあるものといえば砲台跡とアンテナだけなのだ。
レーダーが見下ろす
武山へ向かう道 さっきの分岐へ戻る途中、前方からけたたましいバイク音が。
ブーンブンブンブン・・・と近づいてくる音、鳥がさえずるような静かなハイキング中なのでびっくりしたが、前から来たのはオフロードバイクだった。
ここは適度な道幅があってオフロードバイクにはいい道なんだろう。
でもさすがに何とかならないかな、この音。
さて、分岐に戻ったらここからしばらくなだらかな下り道が続く。
この辺りから、案内が看板ではなくて、右の画像のような立体的なものに変わってきた。
何だろうと思ってよく見ると、キノコ
変色したりいたずらされたり割れたり、道端にあったキノコはどれも毒キノコのようだった。
その中でもこれが一番きれいだったので思わずパチリ。
いよいよ最終目的地、武山までもうすぐだ。
キノコの案内
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2002.6.17