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| ヘルメットは何ゴミか?!〜リサイクル宮殿・アイクル |
| 横須賀市浦郷町・日産追浜工場前 京急線追浜駅からバス |
[地図] |
| ●電話● 0468-66-1196 ●横須賀市・ゴミ問題のサイト● ●”横須賀リサイクルプラザ・アイクル”公式ホームページ● |
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| 押入れを整理していたら、左のようなプラスチック製のヘルメットが出てきたとする。ああ懐かしい大洋ホエールズの応援用ヘルメットだ。さあ、これを捨てようと思って横須賀市民はふと立ち止まる。いったい、これは何ゴミなんだろう?? 容器包装リサイクル法の施行で使える資源はみんなリサイクルしていく方向が主流になる中で、横須賀市は2001年4月からゴミの4分別収集を始めた。
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| 例えばペットボトルのジュースを飲んだら、今まではまとめて不燃ゴミだったのが、フタは容器包装プラスチックへ、本体はびん・かん・ペットボトルへ・・・という具合だ。 しかしそれだけではない。タバコを吸ったら、箱の外のビニールは容器包装〜へ、そして箱は切り開いて集団資源回収へと分別しなければならない。そう、4分別の他に、ダイレクトメールや包装紙、新聞紙、牛乳パックなどの紙は開いてまとめて回収となったのだ。 つまり、一言で言えば面倒くさい。 今でこそみんなだんだんと慣れてきたが、当初は街のあちこちに回収されずに『×』シールを張られて置き去りにされたゴミ袋があったものだ。町内会でのイザコザも多かれ少なかれ見受けられた。 しかし、横須賀市のゴミの現状は深刻だ。横須賀市・ゴミ問題のページによると、現在最終処分場を持たないために、可燃物を燃やした灰と不燃物は民間に委託して市外の処分場で処理されているという。何と年間1人当たり15500円のお金を払って、市外にゴミを売っているのだ。これは全然知らなかった。全国各地のゴミ処分場の問題は、実は身近な出来事なのかもしれないのだ。 |
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| さて、そうなったら使えるものは使わないとゴミは増えるばかり。横須賀市が2001年にリサイクルプラザ・アイクルをオープンさせたのはこんな事情があるようだ。 海沿いに完成した、まるでおとぎの国の宮殿のような建物は、まさかここがゴミ処理場とは思えないような地上5階の豪華な外観だ。そして内部は右の模型のようにぶち抜きの工場施設と研修施設などの市民施設になっていて、かなり広い。 |
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| 市内各地から運ばれてきたリサイクルすべきゴミは左のような搬入口からどさっと下の貯留ピットへ落とされる。ここには2日分、約150トンの貯蔵能力があるらしい。 ここから作業工程に乗るには、下にあるような超巨大クレーンを操作室から操ってコンベヤに乗せなければいけない。 もうこのクレーンのツメがあまりにも大きい!宮崎駿のアニメに出てきそうで思わず拡大画像をつけた。コンピュータで操作するらしいから、差し詰め『外れなしの巨大UFOキャッチャー』ってところだろう。 |
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貯留ピット |
クレーン操作室 |
超巨大クレーン! |
クレーンで釣ってここへ |
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| ここからコンベヤに乗って容器包装プラスチックなら細かく分けられ、またびん・かん・ペットボトルならさらに種類別に分別される。 びん・かん・ペットボトルは風力・磁気などで分けられるが、さすがに色は人の目で選別される。ここまでは自動というわけはいかないのだ。 さらに、ペットボトルにフタがついていたり弁当の容器にソースがべっとりついてたりするとまたこれはやっかいなことになるだろう。ペットボトルはフタを外す、容器は洗う、違うものは入れない・・・これくらいのことはゴミを出す前にできることなんだなあ、とあらためて思うしちょっと反省したりもする。 |
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| こうして細かく分別されたゴミは、種類別に下のような形になってメーカーなどの業者に渡される。ここまできたらもう『ゴミ』ではなくて立派な『資源』だ。 | |||||||
アルミ缶・スチール缶
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ペットボトル
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びん
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古紙
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| ところで最初のヘルメット、あれは実際に容器包装プラスチックゴミの中に混在していてはじかれたもの。 これ以外にも間違って、または意図的に混在されるNGゴミがかなりあるらしい。左の画像は『かん・びん・ペットボトル』の中に入っていたもの。 やかんや鍋を『かん・びん・ペットボトル』に入れるのって・・・。 その他にも『容器包装プラスチック』に金庫が入っていたり、『紙パック』に野球のボールがあったり、笑うに笑えない現状があったりする。 |
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| これだけモノがあふれる時代だからこそ、捨てることを考えて買う、ということが大事なんだろう。 ではヘルメットは何かな?・・・『不燃ゴミ』だろう、と思っていたらなんとNG。正解は『粗大ゴミ』なのだ。市に電話して有料で引き取ってもらうことになるらしい。 むむむ、あまりにも奥が深いゴミ分別。このページの50音順リストを熟読してゴミ、いや資源をすてていかなければ、この宮殿の恩恵は受けられないようだ。 |
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| ●おまけ● | ||
| この巨大施設、アイクルは市民スペースも広く、バルコニーから海が見えたりすぐ下の岸壁からは釣りができたりと、なかなかの充実ぶりだ。 ロビーも広くて見学通路はムダ?というくらいだだっ広い。涼みに行ったり遊びにいったりするような軽い気分で施設見学ができる。釣りをしてリサイクルを見ていい景色を眺めて・・・そんな休日もたまにはいいかもしれない。 |
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| 2001.8.06 |