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黄昏の大仏を見に行く〜鷹取山

横須賀市湘南鷹取
京浜急行追浜駅から徒歩30分
[地図]

大仏への入口 鷹取山に大仏がある、という話を聞いて、行ってみた。
夕陽も撮りたいので、ちょうど夏の黄昏時の散歩という気分で出かけたのだが、道は結構本格的で汗だくになった
湘南鷹取を上がり、西友のそばの階段を登る。相当な数だが、まだまだ入り口。ここで引き返すわけにはいかない。
せみの声を近くに聞きながら、ずんずんと登っていく。
しばらくすると山道は細く、木々の生い茂る中を通っていた。
この山の海抜は139メートル
決して高くない山だが、ここを越えて神武寺にたどり着くハイキングコースは”かながわの景勝50選”の一つになっていて、週末になるとたくさんのハイカーが訪れる人気コースだ。
追浜駅から神武寺駅まで、4時間もあれば十分だろう。アップダウンも適度にあり、自然と名所・絶景がいっぱいのおすすめコースだ。
夕陽の差し込む切通し
大仏の下からの眺め 鬱そうとした森を抜け、夏の夕陽が差し込む切通しを通ると、突然、大仏が現れた。
小さな広場のようなスペースには昭和40年頃につくられたという弥勒菩薩が静かにたたずんでいた。
岩盤が比較的やわらかい鷹取山の岩を使って、横須賀市在住の彫刻家が掘り進めたという。
高さは6〜7メートルはあるだろう。近くで見るとその偉大さに圧倒される。西に向いたその顔は夕陽に照らされ、下界をやさしく眺めているようだ。
鷹取山はその形から”湘南妙義”と呼ばれているという。
明治から昭和のはじめにかけてたくさんの岩を切り出したその岩肌は山の形を変え、いつしか妙義山のように美しい山になっていた
中国の山々のような切り立った雰囲気にこの大仏は本当によく似合う。
神々しい雰囲気が漂う、そんな一角だ。
湘南妙義の夕暮れ
切り立った断崖の眺め ロッククライミングの跡のある切り立った岩を眺めながら展望台に向かう。
ここからは遠く横浜のランドマークタワーや横須賀港のアメリカ艦船、住友重工の紅白のクレーンもはっきりと見える。
そして、目を西に向けると、遠く逗子・葉山まで続く山並みの上にこんな夕陽が見えた。
太陽と大仏と切り立った岩・・・鷹取山はじっくりと歩くのにふさわしい山なのだ。

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2000.7.30