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| クリスマス、光の街をあるく〜山科台 |
| 横須賀市山科台 |
| 横須賀市山科台。 衣笠と太田和に挟まれたこの新興住宅地は、クリスマスが近づくと家々にイルミネーションが輝く有名スポットになる。 さすがに全部の家に電飾があるわけではないが、数軒おきに工夫をこらした色とりどりの飾りが輝いていて、歩いているとほわっとした暖かさが心地いい。 |
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| それにしてもこれはすごい。とにかく、レベルが違う。 こういったイルミネーションはそうは見ることができないだろう。 さながら動かないエレクトリカル・パレード。 一体、どのようにして始まって、今のような姿になったのだろうか? |
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| きっかけは、アメリカから帰国して山科台に家を構えた方だったという。 クリスマスが近づいてきれいな飾りをすると、近所でも評判になり『うちも来年は・・・』ということになっていったらしい。 すると年を追うごとにどんどんと飾り付けをする家が増えていき、イルミネーションも豪華にヒートアップしていった。まるで紅白における小林幸子の衣装のような状況。 |
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| ところがやはり問題点が出てくる。 まずは維持費の問題。これらの電飾を一日数時間だけでも点灯させるだけでもこの時期、相当な電気代がかかるという。それにちょっとやそっとの飾り付けではかえってみすぼらしい。そこで新しい装置や人形、飾りを買ってくるのに相当なお金と手間がかかる。 実際に取材に行った時にたまたま家から出てきた方にお話を伺うと、その家の飾りつけは全部自分でやるとのこと。 |
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| こういうイルミネーションを飾り、クリスマスが終わって撤収するだけでも相当な時間と労力が必要だろう。中にはわざわざ職人さんを入れてやっている家もあるという。 さらにはこれだけ有名になって、見学に来る人たちの騒音やゴミの問題も深刻になっていった。 そこで、町内で協定が結ばれ、電飾の点灯時間・期間などが決められ、現在は多少縮小の傾向にあるのだという。 |
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| しかしそれでもこの豪華さ。 訪れた時、たくさんの車がゆっくりと列を連ねていたし、歩いてまわって記念写真を撮る集団も多かった。 こういう飾りつけって、やっぱり住んでいる人々が楽しめないと、つまらないだろう。 そんな”ムラの楽しみ”はひっそりと、邪魔にならないように鑑賞するのが部外者のマナーだ。 ゴミは捨てない、車はちょっと離れたところに止める、夜8時以降は見に行かない・・・。ゴミを捨てるなんてことはもう論外。 マナーを守って静かに見ると、夜の山科台散歩は格別だ。 山の上に広がる光の街は、今年も、熱い。 |
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| 2001.12.17 |